…ということで昨日のつづき
仕事帰りに地元の小さな本屋によってみました。
そして最新刊コーナーで見つけたのがこの一冊。
『オバァの人生指南』!
金曜日だしそのままミスドに寄ってお告げを読む…。
適当に指を差し込んで開いたページにはこんな小見出しが。
「男達にうない信仰を刷り込んだ絶世の美女の物語」
???
こんな話が載ってました
昔、昔、首里の桃原に絶世の美女がおりましてね、ある日居眠りをしてこんな夢を見たそうなんです。
遠く船旅に出ていた父と兄の声がしたので振り向くと、荒れ狂う海の中に浮かぶ船が。よく見るとその中には父と兄がいてその瞬間二人は海に放り出されてしまった。
娘は手を差し伸べて先ずは兄を救いだし、次に父の手を取ろうとしたところで…母に起こされ夢から覚めてしまう…。
その後娘の元に兄から手紙が届く。
その内容は、船が遭難し自分は助かったが父は助からなかった…というものだった。
悔やみ続けた娘は後に、琉球八社の一つ普天満宮の神様になりました。...とさ。
この昔話は沖縄の子どもがオバァから一度は聞かせてもらう話なんだそうで要するに、
こうやってねー、昔から女が男を守ってきたんだよー、男の一人や二人守れなくてどうするのーってことらしく、男の方からすると女が守ってくれるさーなんくるないさーとなる訳です(-_-#)
ん? てすると私には女としてそーゆー気持ちが足りてないってこと?
見出しの中にもありますが昔から沖縄では女性には霊力があると言われていて、男家族を守る女性の存在を「うない神」と言っていたそうなんですね。家にいる女達は、家族のため、はたまたお国のために外で働く男達の無事を毎日手を合わせて祈るうちにいろんな神様がついてそうなるらしいんです。
まぁ現在は女性も外に出て働いてますから、うーんと唸ってしまいますが、なんだかんだ言っても男性の頼もしさを期待してる部分ってありますからね。ちばりよ〜って。なかなか素直に言えませんがね〜。
さて、今宵は私もうない神になって、世の男性を応援しましょうか…
はっ!
オバァの黄金言葉にやられたかもw(゜o゜)w